渡米間もないとクレジットヒストリーがないのでクレジットカードを作成できないとこちらの記事で書きました。
我が家は渡米後クレジットスコア に関する知識がなかったので、クレジットカードの申請が何度か却下されてしまいました。
その時は、クレジットスコア は1年以上待たないと構築されないと思っていたので、素直に待つことにしましたが、よく調べると１年を待たずにクレジットカードが作成できる方法があることが分かりました。
ここでは、渡米後クレジットカードをできるだけ早く作成する裏技をいくつか紹介します。
自分で試した方法ではないので100％成功するかは保証できませんが、これから紹介する方法はもちろん安全な方法なので、良ければ試して見てください。
日本で使っていたAmexのヒストリーを引き継ぐ
意外と知られていないのが、Amexのヒストリーを引き継ぐという方法です。これは実は私も今回調べていて初めて知りました。
つまり、渡米前に日本でアメックスのクレジットカードを一定期間以上使用していれば、そのヒストリーをアメリカに来た後も使えるという事のようです。
米国で雇用されている事が条件のようですが、申請自体は難しくないようです。
実際に日本のAmexのヒストリーを引き継いだ方によると、オンラインよりも電話での申請の方が確実である、ということです。
渡米後すぐにANA CardやJAL Card以外のクレジットカードを作れる可能性があるので試してみる価値があると思います。
詳細はこちらのAmerican Expressのサイトを参照にしてください。
家賃レポートサービス
毎月の支払いで多くを占めるのは家賃だと思います。
しかし、家賃の支払いは通常Credit Bureaus（与信管理会社）にレポートされないので、クレジットヒストリーにはなりません。
毎月滞納もなく支払っているのに、クレジットヒストリーに反映されないのは勿体無いですよね。
そこで、Credit Bureaus会社に家賃をレポートしてくれる会社を通す事で、家賃の支払いをクレジットヒストリーに反映する事ができます。
・Rent Reporters
・Resident Link
・LevelCredit
この他にも色々なレポート会社がありますが、月額利用料やサービスはまちまちなので、内容はよく確認が必要です。
渡米直後はローンなどもないため月々定期的に支払いをすることも少ないと思うので、このようなサービスを利用してクレジットヒストリーを構築するのも手かもしれませんね。
銀行の判断でクレジットカードを発行
SSNの取得から数ヶ月すると銀行の判断で銀行系のクレジットカードを発行してくれることがあります。
キャッシュバック率などはあまり良くないかもしれませんが、クレジットヒストリー を構築する上で大きな助けになります。
こちらは銀行の使用頻度などが判断材料になるとおもいますが、基準などは公にはされていません。
ChaseやCitiなどのアメリカのメガバンクで口座を開き、給料支払い口座にすると、クレジットカードのオファーをもらい易いという話です。
銀行側からオファーを待つのも手ですが、口座開設から数ヶ月したら銀行に赴いてクレジットカードが作成可能か聞いてみるのも手かもしれません。
アメリカでは色々と交渉が可能なので、トライして見る価値はあります。
Secured Card
クレジットカードを作る前段階としてSecured Cardを作ることも、クレジットスコア上昇に役立ちます。
Secured Cardはデポジットを最初に預け、その金額内であればクレジットカードのように使用できるカードです。
Secured CardはDebit Cardよりも保障が効き、キャッシュバックをもらうこともできる種類もあります。
Secured Cardを使用することでクレジットスコアが築かれるので、Debit Cardを使用するよりクレジットカードに承認される期間が短くなります。
Secured Cardで有名なのは上記2社ですが、他にもあるのでご自分に合ったものを調べてみてください。
Secured Cardで注意しなければならないことが一点。
クレジットスコア について書いたこちらでも述べましたが、クレジットスコア を決める要素の中にAmounts Owed(借入残高) というものがあります。
これは、利用限度額のギリギリまで使ってしまうと、スコアが悪くなるというものです。
この原理はSecured Cardにも当てはまります。
Secured Cardの利用限度額の30％以内に収めるようにしましょう。
しかし、Secured Cardの上限は＄200程度です。
その30％というと$60ですが、だいぶ少ないですね。
もし$60以上使う場合は、使ったら直ぐに支払いをするようにしましょう。
月々の支払額が確定する前に利用額を支払えば、借入残高とはみなされないようです。
ANA CARD USA/ JAL USA CARD
これが駐在員などの間では一番よく知られていてポピュラーな方法だと思います。
ANAとJALはクレジットヒストリーがなくても、アメリカで一定以上の収入が定期的にある場合にはクレジットカードを発行してくれます。
年会費が掛かり、あまり特典は良いとは言えませんが、クレジットヒストリー を構築する為に非常に役立つカードです。
まずはこれらのカードでクレジットヒストリーを作って、もっとベネフィットがあるクレジットカードを申し込むと良いと思います。
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