CVSを利用したことがありますか？
アメリカに来てすぐの時は日用品の高さに驚きましたが、CVSを有効に利用するようになって、かなりお得に購入できるようになりました。
オムツなど定期的に購入するものがある場合、クーポンを使ってお得に買えることが多いので、とてもお勧めです。
また、クーポンを使うと歯磨き粉なども定期的にほぼ無料でもらうことができるので、もし近くにCVSがある場合は利用する価値ありです。
今回はCVSの利用方法を最初から丁寧に説明していくので、大分長くなっています。
もうCVSカードを持っている方は、目次から必要な箇所まで飛んでくださいね。
CVSとは
CVSは日本でいうウェルシアやマツモトキヨシのような全国展開しているドラッグストアです。メインは調剤薬局ですが、生鮮食品以外の日用品は何でも置いてあります。Consumer Value Storesの略称です。
CVSの他にもRite AidやWalgreenが同じようにアメリカで全国展開しているドラッグストアです。
CVS,Rite Aid, Walgreensは若干の違いはあると思いますが、扱っている内容や価格帯は殆ど同じだと思います。また、毎週チラシが出て、会員カードを持っているとセール価格で購入できるというのも同じです。
全てのお店の割引情報をチェックして買い物をするのも良いと思いますが、チラシを見るのってなかなか時間食いますよね。なので私は家から一番近くにあり店舗数も多いCVSをメインに利用しています。
これからCVSのお得な利用方法を紹介したいと思いますが、その前にまずはCVSの注意点から紹介します。
CVSの注意点1：定価が高い
CVSは定価が高いです。
お得に買い物ができると言ってるのに、定価が高いってどういうこと？！と思いますよね。
でも本当に定価は高いんです。商品の定価はWalmartなどの量販店と比べると３割くらい高いと考えた方が良いと思います。
そのため、日々の買い物をCVSで済ませるのは割高になります。
CVSブランドの薬や日用品なども多数ありそれらは多少安くはなっていますが、それでも定価で買うとそれなりの金額です。
CVSの注意点2：薬局の待ち時間が長い
処方箋の薬を受け取るためには薬局で待たなければなりませんが、CVSは待ち時間が長い印象です。30分以上待つことも少なくありません。これは店舗によっても異なってくると思いますが、私が受け取りをした3つのCVS全てに共通しています。
なので最近私はCVSではなく他のお店で処方箋の薬を受け取ることにしています。
ただ、店舗が多いので、一つのCVSに在庫がない薬が隣のCVSにある、ということもあるので、必ずしも悪い点ばかりではありません。
さて、ここからがCVSのお得な利用法です。
CVSカードの作り方・登録方法
まず、CVSを利用する場合は必ず会員カードを作りましょう。そして、メールアドレスを登録しましょう。
これをしなくてはCVSはただの商品が高い調剤薬局です。
できればスマホにアプリも入れると利便性があがります。
会員カード番号（CVSカード）の発行
会員カードの作り方は２通りあります。
１：お店で発行してもらう
一番シンプルな方法です。CVSで買い物をする際に、CVSカードを持っているか訊かれると思うので、その際に「持っていないので作りたい」と言うとその場でカードをもらうことができます。会員カードなのでお金は掛かりません。
２：オンラインで発行する
この場合はカードの現物は手に入りません。会員カード番号が発行されるので、アプリを使うか会員カードに紐付けた電話番号を入力して割引を適用させます。
オンラインで発行する場合はcvs.com でアカウントを作成します。
メールアドレスの登録
お店でカードをもらった場合は、メールアドレスを登録する必要があります。
オンラインでカードを発行するのと同様に、cvs.comでアカウントを作成しましょう。
CVSのアカウントを作成したら、お店でもらったCVSカードの番号をアカウントに結びつけます。
My Account＞ExtraCareと行くと、アカウントを作った時に自動で付与された番号が出てきます。Changeをクリックしてお店でもらったカードの番号に変更します。
こうすることで、カードをお店で使用することができます。
ExtraCare
CVSではお客さんを囲い込むための戦略として、会員限定のクーポンをよく発行しています。
クーポンはアカウントのExtraCareの項目をクリックすると確認できます。
ExtraCareの中には企業がプロモーションのために発行しているクーポンも入っているので、チェックすると色々とお得に買えますよ。
ExtraCareのヒント1: クーポンは必ずGet coupon / send to cardする
クーポンがメールで送られてきたら必ずGet couponのボタンを押しましょう。そうしないと会計時に割引が適用される事はありません。
ExtraCareの中のクーポンはSend to cardのボタンをおしてクーポンを有効化させます。
ExtraCareのヒント2: 40％offのクーポンは定価商品のみが対象
40％offというクーポンは定価の商品のみが対象になります。セール商品から更に割引というわけではないので注意しましょう。通常１商品限りですが、時には全ての定価商品が割引対象になることもあります。
ExtraCareのヒント3: ＄８ off ＄４０ はセール品を買っても対象になる
50ドル以上購入で10ドルoffというようなクーポンはセール品を買う場合でも割引となります。その為、割引率が高くなることが多いです。メールでお知らせがくるのだけでなく、買い物をした時のレシートの下に付いてくることもあるので、お見逃しなく。
ExtraCareのヒント4: CVSのクーポンと企業のクーポンは併用可能
お店が出しているクーポンは商品名を限定されていないことが多いです。一方企業のクーポンは商品を指定されています。１つの商品を購入した際に、２つ以上のクーポンを使うことも可能です。
例えば、ベビー用品を12ドル以上買うと3ドルoffというようなCVS限定のクーポンはPampersなどが独自で出しているクーポンとも併用することができるということです。
またibottaなどのクーポンサイトのクーポンも使えるので、更にお得になります。
ibottaに関してはこちらを参照してください。
例えば、30ドルのボックス入りPampersの場合、このように割引になる可能性があります。
30ドル
– 12 ドル（40％ off)
– 3ドル (CVSクーポン）
– 2ドル（Pampers クーポン）
= 13ドル（total 56% off!)
CVSの定価が３割高かったとしても十分割安になりますね。
ここではオムツを例にあげましたが、我が家では40％offのクーポンはLa Roche-Poayの日焼け止めや常備薬など、通常あまりセールが行われない商品に対して使用することも多いです。
ExtraCareのヒント5: 全ての購入額の2%キャッシュバック
これはあまり知られていないのですが、CVSは会員カードを使って買い物すると、全てに2％のキャッシュバックが付いてきて、四半期に１度キャッシュバックを使用できるようになります。端数は切り捨てになります。
ただ、メールでお知らせ等は来ないので、アプリかPCでCVSにログインしてキャッシュバックを有効にする（activate)する必要があります。
また、美容系の商品$30毎に$3のボーナスがもらえるBeautyClubというプロモーションもあります。
これもPCかアプリでactivateする必要があります。
ExtraCareのヒント6: 会計時に割引されているか要確認！
クーポンを利用する際の注意点ですが、店員さんが割引し忘れることがあります。
基本的にはPCやアプリでクーポンをアクティベートすれば、会計時に店員さんがクーポンの有無を確認して割引をしてくれるのですが、店員さんによってクーポンの有無を確認せずに会計をしてしまうことがあります。
思ったよりも金額が高い場合は「クーポン持ってるよ」と声を掛けることも大切です。
私の近くのお店はセルフキャッシャーが使えるので、私はそちらを好んで利用します。人間より機械の方が間違えが少ないですからね笑
Extra Bucks の利用
CVSにはExtra BucksというCVSだけで利用できる商品券のようなものがあります。
特定の商品を一定額以上購入するとExtraBucksがもらえます。
このクーポンはどギフトカードなどの例外を除いて、ほぼ全ての商品にも使用できますが、使用期限があるので要注意です（1ヶ月ほど）。あまりCVSを利用する頻度が高くない場合は、Extra Bucksをもらったら直ぐに、日頃必要な日用品などを買ってしまうと無駄にならないかもしれません。
オンラインショッピング
CVSが近くにない、もしくはなかなかお店に行けない場合でも、オンラインで$35以上購入すると送料無料で配送してくれます。
クーポンも適用されるので、実店舗とほぼ同じ金額で購入することができます。
以上、CVSのお得な利用方法の総まとめです。
少しでも皆さんの買い物の助けになれば嬉しいです。
